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コラム

いま、地域発のクリエイションが面白い!第2弾

最新テクノロジーの“地域最適化”でビジネスを創出する

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「これからの日本は、地域が元気にする!」――ネットの登場により、日本全国どこにいても、遠く離れた他の地域と、さらには国境を超えて広い世界と向き合うことができる現在。
地域で活動するクリエイターは、その土地の特性を生かしたプロダクトやサービス、表現を生み出すのはもちろんのこと、その魅力を世界に向けて発信することで、業界全体に大きなムーブメントを起こしたり、日本の、そして各地域の魅力を再認識してもらうきっかけをつくることもできるようになりました。
コミュニティの密度が高いからこそ実現する企画、その地に暮らしているからこそ発想できるアイデア。テクノロジーの発展によってそこに情報の発信力、メッセージの拡散力が加わったことで、地域で働くクリエイターができることの可能性は大きく広がりつつあります。
第1弾の好評を受けて実現した、この 「いま地域発のクリエイティブが面白い! Vol.2」には、広告のみならず、プロダクト、パッケージ、空間、建築と幅広い領域のクリエイター9人が登場。地域で働くクリエイターが感じている「限界」、そして「可能性」とは?
等身大で、自分の仕事の今と、未来に向けた思いを語ります。


田中 義弘 (アイデアクラウド)

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はじめまして。WEBやデジタルコンテンツの分野で、主に名古屋を中心に活動をしている、アイデアクラウドの田中です。最近ではWEBの領域から少しはみ出し、プロジェクションマッピングをはじめ、VR・インタラクティブコンテンツの開発などを行っています。

元々はグラフィックデザイナーとして活動していたのですが、昔から個人の趣味の範囲でプログラムや映像を制作していたこともあり、需要の拡大とともに、紙からWEB、WEBからデジタルコンテンツへと、制作範囲が広がってきました。

現在、その中でも特に力を入れているのがプロジェクションマッピング。事業として力を入れていこうと思ったのは、エンターテインメント性の側面に期待したというよりは、「いま存在するものを、形を変えずに、新しいものに生まれ変わらせることができる」という可能性を見たからです。

今回は具体的に、数多くの場所で実施されてきているプロジェクションマッピングの事例に即し、地域でプロジェクションマッピングが仕事になるまでと、これからの生かし方などをご紹介できればと思います。

次ページ 「制限・制約の中で、新しい技術の当たり前をもう一度見直す」に続く