アンバサダー視点のススメ
藤崎実(東京工科大学メディア学部専任講師/アジャイルメディア・ネットワーク エバンジェリスト)
博報堂 宗形チーム、大広インテレクト、読売広告社、TBWA HAKUHODO、アジャイルメディア・ネットワークを経て、現職。
変わりゆく広告の最前線を歩み、ファンやアンバサダーに着目した企業のマーケティング活動に従事し、研究職に。
日本広告学会:クリエーティブ委員、産業界評議員、デジタルシフト準備委員会。日本広報学会会員。WOMマーケティング協議会:副理事長、事例共有委員会。東京コピーライターズクラブ会員。カンヌ・クリエイターオブザイヤー他受賞多数。多摩美術大学、日大商学部非常勤講師。
このコラムについて
毎年のように新しい広告手法やテクノロジーが入ってくるネット広告業界。新しい技術だから、ネットの世界だからという思い込みから、たびたび混乱や勘違いが発生しているのをよく目にします。ただ、こうした問題は自分がお客様の立場になって考えて、ユーザー目線、ファン目線で考えれば、実は簡単に解決できることです。 このコラムでは、徳力氏が、そんなネット広告業界やデジタルマーケティング業界で誤解されている事例や手法を、企業にとって一番の応援団であるアンバサダーの視点から見直してみるやり方を紹介していきます。また、藤崎氏が、企業がファンを軸にクチコミや評判を広げる仕組みづくりである「アンバサダープログラム」がマスマーケティングとどう違い、どんな可能性を持っているのか、企業の担当者や識者へのインタビューで、そのメカニズムを明らかにしていきます。
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アンバサダーとの企画会議から番組が誕生(スカパー!映画部)
スカパー!は2014年から、「スカパー!映画部」アンバサダープログラムを運営しています。なぜファンとのリレーションをつくる活動を始めたのか、その効果についてどう感じているのか、お聞きしました。
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ユーザーの顔が見える関係づくりが「広告」を超える(Sony「Xperia」)
SONYの携帯電話のブランド「Xperia」は2013年12月からアンバサダープログラムを開始し、アンバサダーとのミーティングを主に新商品の発売時期に開催しています。2015年からは、規模を拡大し、夏...
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クチコミはお客さまからのメッセージである(Sony 「Xperia」)
SONYの携帯電話のブランド「Xperia」は2013年12月からアンバサダープログラムを開始し、アンバサダーとのミーティングを主に新商品の発売時期に開催しています。2015年からは、規模を拡大し、夏...
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認知率90%からのマーケティング戦略にはクチコミが不可欠(ロボット掃除機ルンバ)
セールス・オンデマンドは、米国アイロボット社の「ルンバ」の日本における販売代理店として2004年に設立されました。今や「ロボット掃除機」の代名詞として知られる「ルンバ」ですが、市場の開拓とその普及には...
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新市場は、消費者とメーカーの「二人三脚」がなければ生まれない(ロボット掃除機ルン...
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アンバサダープログラムを取り入れて売り上げ25%アップの成果(日本ケロッグ)
今年2月の日経MJの記事によると、アンバサダープログラムを含む100周年キャンペーンで売り上げが上がったそうですね。
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市場拡大のために、広告では届かない層へのクチコミが必要だった(日本ケロッグ)
2015年にスタートしたケロッグの「オールブランアンバサダープログラム」は、売り上げアップという成果を得て、2年目に突入しました。
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ロイヤルカナンが大事にする広告では伝えられないリアリティ
ロイヤルカナンのファン向けのプログラムは「ロイヤルカナン アンバサダー・プログラム」ではなく「犬と猫の健康 アンバサダー・プログラム」といいます。
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ネットに情報が溢れているからこそ、直接「会う」ことに価値がある
ペットフードで有名なロイヤルカナンが同社のファンと一緒に行う活動は、「ロイヤルカナン アンバサダー・プログラム」ではなく「犬と猫の健康 アンバサダー・プログラム」といいます。
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ソーシャルメディアの浸透が、人の「繋がりたい」という気持ちを強めている
企業がブランドのファンと一緒にマーケティング活動をおこなう時代になりました。企業がファンやブランドのアンバサダーを軸にクチコミや評判が広がる仕組みをつくりだす活動がアンバサダープログラムですが、では、...