コラム
伝説のPRパーソン2~20世紀後半に活躍した広報の巨人たち~
19世紀のアメリカは、印刷技術の向上と鉄道に代表される全国的な交通網の発達によって新聞と雑誌という紙メディアが広報・広告の発展に大きく貢献しました。20世紀に入り、新聞・雑誌に加えて、ラジオ・テレビといった新たなメディア(マスメディア)が誕生し、急速に普及。マスメディアは、一般大衆に対する新たなメッセージ伝達手段となり、広報PR業界に新しい力をもたらしました。パート2では、20世紀前半から後半にかけて活躍したPRパーソンを、独自の視点でご紹介します(本コラムは「新版・伝説のPRパーソン~広報の歴史的発展に貢献した人々~」の続編です)。
-
第12回米テレビ史に残る「公共討論番組」のスタイルを確立したジャーナリスト、マーサ・ラウントリー
マーサ・ラウントリーは、アメリカのジャーナリズムとテレビ放送の黎明期において活躍した、極めて重要な人物です。 -
第11回JFKのイメージを国民に伝える「演出家」―ケネディ政権下で報道官を務めたサリンジャー
今回は、ジョン・F・ケネディ(JFK)大統領からホワイトハウス報道官に任命され、広報担当の枠を超えてJFKの専任メディア戦略アドバイザーとしての役割を果たした、ピエール・サリンジャーを紹介します。 -
第10回教師から広報の専門家に、黒人女性PRのパイオニア―イネズ・カイザー
イネズ・カイザー(Inez Yeargan Kaiser、1918~2016)は、米国の教育者、広報実務家、起業家であり、アフリカ系米国人女性として初めて大手企業をクライアントに持つPRエージェンシーを設立・運営しました。 -
第9回イギリスにおける現代PR教育の先駆者 ティム・トラバース・ヒーリー
第二次世界大戦終結後、現代的なパブリック・リレーションズ(PR)の実務が本格化し、それはアメリカだけでなく、世界各国に広がっていきました。 -
第8回広告は言いたいことを言う。PRは、相手が聞きたい形で語り、信じてもらう―世界最大のPR会社の哲学
ダニエル・J・エデルマン(Daniel J. Edelman、1920-2013)は、現代のPR業界における最も影響力のある人物の一人であり、業界最大級の独立系PR会社「Edelman(エデルマン)」の創設者です。 -
第7回ラジオの戦時特派員を経て活躍、米国TVニュースキャスターのパイオニア
ダグラス・エドワーズ(Douglas Edwards)は、アメリカの著名なニュースキャスターであり、テレビニュース放送の先駆者として知られています。 -
第6回企業の世論操作や政治的影響力を駆使、伝統あるPR企業「ヒル・アンド・ノウルトン」の創始者
パブリック・リレーションズの草創期から国際的な発展まで、50年にわたるキャリアの中で、ジョン・W・ヒル(John W. Hill)は現代パブリック・リレーションズに多大な影響と革新をもたらしたパブリシストです。 -
第4回現代の選挙戦にも通じる?ルーズベルトを大統領に導いた広報戦略とメディア活用術
ルイス・マクヘンリー・ハウ(Louis McHenry Howe)は、フランクリン・D・ルーズベルト大統領の初期の政治顧問を務めたことで知られています。ニューヨーク・ヘラルド紙で記者として働き始め、1906年にニューヨーク州議会担当記者となったころから、政治家との付き合いが始まりました。 -
第3回多文化マーケティング、マイノリティ向けPRの礎を築いたアフリカ系アメリカ人
ジョセフ・ヴァーニー・ベイカー(Joseph Varney Baker)は、アフリカ系アメリカ人として初めて北米のPR業界で重要な地位を築いた人物です。彼は広報業界での多文化的なアプローチを推進し、公正なメディア表現を求める活動に尽力しました。
かさい・ひとし/ミアキス・アソシエイツ 代表。10年にわたる外資系メーカーでの国内広報宣伝部門責任者を経て、1998年8月より広報コンサルタントとして独立。以来、延べ140社以上の外資系IT企業をはじめ、ITベンチャー各社の広報業務の企画実践に関するコンサルティング業務に携わる。メーカーでの広報担当時代(1989年~)から現在まで、自身で作成・校正を手がけたプレスリリースは、2600本を超えた(2024年12月31日現在: 2618本)。東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科修士課程修了(コミュニケーション学)。日本広報学会会員。PRSJ認定PRプランナー(登録番号00279)。著書に『アイビー・リー 世界初の広報・PR業務』(同友館)。
かさい・ひとし/ミアキス・アソシエイツ 代表。10年にわたる外資系メーカーでの国内広報宣伝部門責任者を経て、1998年8月より広報コンサルタントとして独立。以来、延べ140社以上の外資系IT企業をはじめ、ITベンチャー各社の広報業務の企画実践に関するコンサルティング業務に携わる。メーカーでの広報担当時代(1989年~)から現在まで、自身で作成・校正を手がけたプレスリリースは、2600本を超えた(2024年12月31日現在: 2618本)。東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科修士課程修了(コミュニケーション学)。日本広報学会会員。PRSJ認定PRプランナー(登録番号00279)。著書に『アイビー・リー 世界初の広報・PR業務』(同友館)。