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コラム

若手起業家、世界一周へ

アフリカ最大級のスラム街で売られているものは?:2~BOPビジネスの片鱗を見た~

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BOP(Base Of Pyramid)ビジネスという言葉をご存知でしょうか?

アドタイをご覧になっている方にはご存知の方のほうが多いかと思いますが、
いわゆる低所得者層市場(年間所得3,000ドル未満)に注目し、そこをターゲットにビジネスを行うことを意味します。

世界全体で40億人以上の低所得者がいると言われており、ひとり当たりの利益額は小さくても、全体で5兆ドル(購買力平価換算)あると言われ、企業の利益確保と、その近年日本でも市場として非常に注目されています。

これまで旅してきた多くの国でもBOPビジネスの現場をチラチラと見てきたのですが、今回は非常にわかりやすいかと思い、アフリカ最大級のキベラスラムでの商品販売についてレポートすることになりました。ということで、僕が今回のコラムで皆さんに見てもらいたいモノはこれからです。

こちらは飲み物です。ネスカフェのコーヒーもボトルではなく、このように小分けになっています。
ちなみに1杯分で5円です。ココアなども10円ちょっと購入できます。
わかりにくいですが、写真の右端にぶらさがっているのは約10円のマーガリンです。ユニリーバ社のブランドです。

乾電池も1本単位で販売されています。1本約15~25円ほどです。

こちらはクノールの化学調味料です。
これを料理に加えれば美味しく出来上がりますよ~! という味の素のようなものですね。
1回分1個約2円で販売されています。

(次ページに続く)