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コラム

since 1963 コピーライターの登竜門!第50回 宣伝会議賞 特設コンテンツ

【宣伝会議賞チャレンジ宣言(3)安堵の11月編】「今回の応募が自分の血肉に幾分かなってくれたかな」安部翔さん(28歳)

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グランプリを目指す16人の挑戦者たちが、応募から結果発表までをつづる「宣伝会議賞チャレンジ宣言!」。第三弾は、「安堵の11月」編です。10月31日で応募締め切りを迎えた宣伝会議賞について振り返りながら、最終的な応募本数や手応えを報告いただきます。15人目は、途中で応募戦略に迷いが生じてしまったという安部翔さんです。安部さんのプロフィールはこちらから。

途中、戦略に迷いが生じました。

締切前に、メモ帳に書きためてたコピーを応募していったのですが、Webにアップする(応募する)ことに必死で応募数をカウントしておりませんでした。あれこれ見てみたんですが、サイト上では確認できなそうでしたので、申し訳ありません。正確な数値がわかりません。

きっと150~200の間だと思います。最大1500応募できることを思うと、その数かなり微妙です。じゃあ質はどうなんだ、というと、実感として、自分で「これ、いいんじゃないか」と思える本数は少なめに終わってしまったんじゃないか、と感じています。

途中、戦略に迷いが生じました。全課題で30本出す勢いで、書いていった方がいいのか。それとも厳選した課題に挑戦していった方が良いのか。1課題あたりの応募本数に制限がなかったころにチャレンジしていたときは、後者を実践してました。なんか個人的に金脈がありそうな課題を掘り続ける、という感じでした。

とはいえ全課題に対して全力を出し切ることは可処分時間的に難しそうだと判断し、今回も後者、つまり選んだ課題でたくさん書く方式でチャレンジしてたんですが、最後の2日ぐらいに「やばい。全然いいコピーを書けている気がしない。これは、ほかの課題にも当たってみた方が良いんじゃないか」と思い始めてしまい、僕の戦略は一貫性を失いました。

課題は、限られた時間の中で質の高いものを生み出すこと。

そんなこと迷ってる暇があれば一本でも多くコピーをひねり出せ、と今は思っていたりはするのですが、その不安に負けました。限られた時間の中で質の高いものを生み出せる自分マネジメントはいまだ大きな課題です。

そんな今回も、挑戦する中で『コピー年鑑』を読み、このコピーのどこが優れているのか、などを考える時間を持ちつつ、コピーを書く時間を持てました。その結果、きっと自分の血肉に幾分かなってくれたかなと思うと、終わった今、挑戦できて良かったと思っています。


明日は、呉文恵さん(24歳)の「宣伝会議賞チャレンジ宣言(3)安堵の11月編」をお届けします。
挑戦者16人のプロフィールはこちらから。

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