編集・ライター養成講座修了生が語る いまどきの若手編集者・ライターの生き方
宣伝会議 編集・ライター養成講座事務局
このコラムについて
インターネットの普及によりメディアが急増し、世の中を流れる情報量が爆発的に増えた現在、人々の目に留まる優れたコンテンツを作り出せる優秀な編集者やライターがますます必要とされています。
そんな時代に編集者やライターを志望する人たちが数多く学ぶ編集・ライター養成講座を受講し、その後プロとして活躍している若き編集者・ライターたちの姿をこのコラムではお伝えしていきます。
-
10年読み続けた雑誌の編集部ではたらく【前編】
企画を考え、取材を申し込み、ライターやカメラマンを手配。取材現場にも同行します。原稿を受け取ったら内容を整理し、タイトルを考える。それが終わればデザイナーにレイアウトを相談。ハッと気がついたら「あ、も...
-
編集者・ライターの仕事は、「自分だけの仕事」を見つけることだと思う。<後編>
4年前のある日、突然「海士町というところで音楽祭をみんなでつくるから君も来ないか?」と、友達に誘われて、どこにあるのかも分からないままに連れていかれたのが島根県の隠岐諸島・海士町であり、『僕たちは島で...
-
編集者・ライターの仕事は、「自分だけの仕事」を見つけることだと思う。
この世にたったひとつでいい。自分だけの仕事があるということ。それが僕にとっては、最高の幸せだと思います。1篇の偉大な小説も、1本の高名なシャンパンも、そこにこの世でたったひとつの、「自分だけの仕事」が...
-
ヒーローの多くは(まだ)無名だ【後編】
2011年、日本の社会人ラグビーリーグ「トップリーグ」で初めて、通算出場数100を迎えた選手が生まれた。一方、同試合が初出場となった選手もいる。初仕事と節目の仕事。どちらも等しいチャンス、等しい時間を...
-
ヒーローの多くは(まだ)無名だ【前編】
Most heroes are anonymous.——1990年代、ナイキはテレビCMなどで、スポーツを楽しむ一般市民を無名のアスリートとして映し出す広告を展開した。しかし、プロの現場ですら、このダ...
-
「我々の過ごした1年間が映っていたよ。ありがとう」 ――被災地で伝える側に立った...
「編集・ライター養成講座 総合コース」と、同・上級コースを連続受講した岸田浩和さん。東日本大震災から3カ月を迎えた、宮城県石巻市。日本最長の水揚げ岸壁を持つ石巻漁港には、不自然な角度で陸に乗り上げた漁...
-
「レンズを伏せるのは、撮るな言われた時だけや」――被災地で伝える側に立った<前編...
「編集・ライター養成講座 総合コース」と、同・上級コースを連続受講した岸田浩和さん。講座修了の翌月に発生した東日本大震災を受け、東京からいきおい、新調した一眼レフカメラを抱えて被災地へ向かう。「どうし...
-
実験を、しよう。【後編】
フリーライターと聞けば、自分の書きたいことをひたすら追求しているものだと思われがちだけれど、全てのライターがそうではないはずです。ライターも人間だし、いろんなタイプの人がいて、それが記事や本の多様性を...
-
実験を、しよう。【前編】
3年前、100万円とMacを持って東京に出てきました。コネもなければ実力もない。もちろん成功する保証はない中で、自分はどこまで物書きとしてやっていけるか。その実験をしたかったんです。現在、実験まっただ...
-
広告業界に生きる編集者【後編】
僕が広告会社に入った当時驚いたことは、企画会議で雑誌を参考にしていたことです。雑誌編集者時代、取材相手の関連資料として過去の雑誌を読むことはあっても、企画を考えるために雑誌を参考にすることはほとんどな...