最新米国小売業からプロモーションをハカる。
倉林 武也(プロモーション・プランナー)
大学卒業後、セールスプロモーション・エージェンシーの株式会社クレオに入社。流通小売業をはじめ、食品や飲料を中心にメーカー、サービス業のマーケティング、プロモーションの立案から展開に携わる。ショッパー・インサイトから店頭マーケティングの今後のあり方をテーマに研究。
2010年-2011年日本国内の様々な業種業態の新しい市場創造やシェアアップを目的としたプロモーション活動を集め分析。
株式会社クレオ http://www.kreo.ne.jp
このコラムについて
国内におけるマーケティング活動は、生活者の意識や購買行動の変化、ソーシャル・メディアをはじめとするデジタルの活用などからも、様々な取組みが行われています。 これからのマーケティングやショッパーを捉える意味からも、国内の展開と合わせて市場の状況の異なる米国の小売業を中心とした企業の展開を見ることにしました。プロモーションを考える際のフックや新しい可能性を探してみます。 売場やデジタルや文化・習慣をテーマにして、ハカ(図・測・計・量…)って比べてみたいと思います。
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【最終回】リアル店舗とウェブサイトと五感の関係について
米国のスーパーマーケットなどの売り場を見て「良いと思うお店の特徴」は、五感に訴える力が強いこと。そしてこの強さは、現在プロモーションにおいても、ウェブサイトによる訴求においても同様に、成功のためのポイ...
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買物に本当に役立つアプリとは何か?
スマートフォンのアプリが日々開発される中、どんなアプリが商品やサービスの選択や決定の際に役立ち、必要なのだろうか?米国では買物アプリについて売り場を使ってその効果をハカったり、日本でも販売促進の施策と...
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O2Oを生活者・買い物客の視点でハカる。
O2O(オンライン・ツー・オフライン)について考える際に、日本におけるスマートフォンの普及率やPC環境を知ることと、リテールとメーカーの2つの視点のハカり方について、このコラムでも触れてきました。今回...
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だれがShowrooming(ショールーミング)を行うのか?
Showroomingは、日本ではまだ余り聞きなれない言葉です。意味は、商品の購入を検討する際に、リアル店舗で商品を確かめ、その店舗では買わずにオンライン・ショップで購入する様子のこと。名前は聞き慣れ...
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「買物客が Facebookで商品を売り場の棚にのせる」
スーパーマーケットでもコンビニエンスストアでも、売り場の棚に並ぶ様々なメーカーの商品。「この商品を売り場の棚にのせるかどうかを決めるのは誰か?」米国では、それを決めるのにFacebookを使ったキャン...
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買物をお手伝いするロボットカートと動くチラシ
今、米国では広い売り場による買物の不自由さや、今後確実に増えてくるシニア層の取り組みとして「次の時代における買物シーンの捉え方」について、リテールやメーカーでも考えられています。今回は、この取り組みを...
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O2O(オンライン・ツー・オフライン)を2つの視点でハカる。
日本での「オンライン・ショッピング」における売り上げの割合は、リアル店舗の売り上げ全体における約3~4%程度の規模と言われます。今このオンラインがネット上の買い物に限らずに、さまざまなコミュニティやつ...
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アウトドアショップのディズニーランド
バスプロ・ショップと日本の新店(東急...米国の流通小売業の売り場で、どこが一番エキサイティングでおもしろいか?と聞かれたら、きっと「バスプロ・ショップ」と答えます。店内には川が流れ、巨大な水槽があり、熊や鹿やライオンのいる(?)売り場。今回...
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米国の商品パッケージ アナログな持ち味とデジタルを使った新しい魅力
商品の購入時点の意思決定や、その商品を長く利用してもらうためのファンづくりにも、商品パッケージやケースのデザインはとても大切なファクターになります。今回は米国の飲料を中心に、このパッケージについてアナ...
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オンライン・ツー・オフライン(O2O)は、これからどう近づくか?
オンラインとオフラインは、スマートフォンの登場によって、その距離が変わって来ました。ネットによる買物環境が日本よりも早く進む米国の流通小売業での展開をハカり、これからの日本のプロモーションについて考え...