コラム

#石井リナのゆとりですがなにか

「#Ad」をつければ、ステマではないという幻想

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【前回の記事】「VAZ森泰輝×石井リナ対談「テレビ世代には、若者が感じる『面白さ』が分からない」」はこちら

改めてステマに警笛を

ステルスマーケティングに改めて警鐘を鳴らしたい。

ステルスマーケティングとは、消費者に宣伝と気付かれずに宣伝行為をすること。Instagramマーケティングやインフルエンサーマーケティングなどが説明される際に、引き合いに出されることが多くあります。

お金の受け渡しがあるにもかかわらず、あたかも自身で洋服を購入したような書き込みをする、Eコマースをずっと愛用してきたような書き方をInstagram Storiesに記載し、スワイプさせ、そのWebサイトを紹介するなど、数多くのステルスマーケティングをこの2~3ヶ月見てきました。Instagram全盛期の頃もたくさん見てきたけれど。

なぜお金の受け渡しがあったのか分かるかと言うと、私自身にもインフルエンサーマーケティングの会社や仲介者から同じ依頼がきたためです。そのため、その商品やサービスのあからさまな紹介をするインフルエンサーに対して、金銭の支払いがあったことが分かります。また、普段からインフルエンサーとして活動する子たちと一緒にいると、「こんなわざとらしい投稿は、お金貰わないとやらないよなあ」と肌感で分かることも多数ありますが。

スポンサードの関係性にあることを消費者に分かる形で記載し、商品やサービスの紹介をしなければいけませんが、いまもその秩序は守られていません。一体なぜでしょうか。

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