メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×
コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

役づくりのために、「一人暮らし」はじめてみました。(ゲスト:見上愛)【後編】

share

【前回コラム】「「三上、じゃなくて見上です。」 演出家志望のハタチ女優が登場(ゲスト:見上愛)【前編】」はこちら

今週のゲストは、先週に引き続き、女優の見上愛さん。今回は、出演作品の舞台裏や自身の趣味などを語ってもらいました。

今回の登場人物紹介

S_23216147
左から、見上愛、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)。

※本記事は8月1日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

ドラマ『きれいのくに』、舞台裏を聞く

中村:そんな演出に興味がある、見上さん。

見上:はい。

中村:NHKのドラマ『きれいのくに』では、整形を決断する女子高生役を演じました。もう整形後みたいな綺麗な顔していますけどね。

権八:そうそう。全部は見ていないんだけど、俺もそう思った。チラチラ、時々見て。「あれ? こっから整形するんだ」って。

中村:“完成された美”みたいな顔していますけど。これ、どんな感じの役なんですか。

見上:自己肯定感低めの子で。少子化の学校というか、地域というか、小学校から高校まで1クラス12人とかで生活しているような環境で育っている女の子です。その中の、仲いい子に好きな子がいてとか。そういう役でしたね。

権八:男の子がまた、良い俳優ですよね。

見上:青木柚君で。

澤本:青木柚だったんだ。

見上:そうなんです。

澤本:あの子、うまいよね~。

見上:本当に! 本当にうまいですね。すごいいい味を。

権八:澤本さん好きだもんね。青木君。

見上:おお! 伝えておきます。超喜んじゃいますよ。かわいいんです、小学生みたいで。

澤本:それ、あんまり大きくないからじゃない?

見上:なんかこう、いちいちかわいいんですよ。

権八:でも青木柚君って、年上だよね?

見上:いや、同い年です。

一同:あっ! 同い年なんだ。

見上:まったくの同い年で。撮影中に誕生日になって、お酒をみんなからもらって、一人で飲んだって言ってました。

澤本:この間、乃木坂の個人PVに作ったときに、出てもらいました。

権八:そうですよね。

見上:言っていました、カツラで出たって。

澤本:むっちゃカツラかぶっていました。

見上:坊主にしちゃったから、『きれいのくに』では。

権八:あ、そっか。あれカツラか。なんで髪長いんだろって思ってた。

見上:カツラですね。

権八:そっか。はいはい、つながりました。

澤本:でも、青木柚君って演技うまいんだけど、相手に合わせてくれるんだよね。個人PVは遠藤さくらっていう、乃木坂の4期のエースと言っても過言ではない子で。その子の演技もうまいのよ。うまいっていうか、自然にやればやるほどうまいんだけど、青木君がそれに合わせてやってくれるから、なんかむちゃうまいように見える。全体として。

権八:彼女も含めてね。

澤本:そう。

権八:『きれいのくに』は反響あったじゃないですか、結構。芝居が割とシリアスというか。

見上:そうですね。結構観てくださった方が多くて。

澤本:『きれいのくに』って、脚本は加藤拓也さんだっけ?

見上:そうです。

澤本:(加藤氏が主宰する)『た組』とか観に行きます?

見上:まだ観たことがなくて。映像とかでは観ていたんで、次のやつが楽しみです。

澤本:『た組』、今おもしろいと思いますよ。けど、演劇系でもある脚本家の作品だったということではありますよね。

見上:そうですよね、確かに。だから、つくり方も演劇っぽくて。稽古期間が3週間くらいあったとか。すごい演劇っぽいなと思いました。

澤本:じゃあ、そういう演劇風な撮り方をするんだ。

見上:はい。しっかり関係性をつくったりとか。どういう役割で、今どうしないといけないかとか。そこを読み解いてっていう作業が結構あったので、演劇っぽかったですね。

次ページ 「本流、ホラー系グロテスク映画の観賞法とは?」へ続く