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コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

街頭紙芝居式プレゼン術(最終回:私の妄想)

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[寄稿者一覧はこちら]

【前回のコラム】「創造力より想像力。意志を持った妄想力。」はこちら

髙田 真理 電通関西支社 マーケティングデザイン局

前回、想像力とか妄想力についてもやもやと綴りました。
「じゃあ、髙田の妄想って何よ?」という声が…聞こえて来ているかどうかは定かではありませんが、この場を借りて勝手にお答えしようかと思うのが最終回です。

“街頭”紙芝居式ビジネスプレゼン術!?

コピーライター養成講座では、プレゼンの仕方についても多くの学びがありました。
「相手が何を望んでいるのか、徹底的に考え、応える」「質での勝負もあり、量での勝負もあり」「物語の語り方」「資料の端に必ず自分色を忍ばせる」など、講師の先生の経験に基づいてさまざまな角度から伝授していただきました。

ならば、私の妄想の一つは「街頭紙芝居式ビジネスプレゼン術」の確立か!?と思っています。
“街頭”紙芝居は、“読み聞かせ”の紙芝居とは一味違い、演者と観客の掛け合いがたまらない、ナマモノ感、ライブ感あふれる自転車の紙芝居です。魅せられて、弟子入りしてから早4年が経ちました。まだまだ修行中の身ではあります。一見、ノスタルジックな昔のものと思われがちな紙芝居ですが、紙芝居を通じた広い意味でのコミュニケーションに私は大きな可能性を感じています。

街頭紙芝居からビジネスプレゼンでも使える要素を引き出し、「街頭紙芝居式ビジネスプレゼン術」なるものを身につけること。これが私の勝手な妄想です。

紙芝居では、いかにお客さんに参加してもらうかでその場の盛り上がりが全く変わってきます。何とかお客さんの心をつかもうと、あの手この手を仕掛けます。

次ページ 「わかりやすいところで言うと」へ続く