アンバサダー視点のススメ
徳力基彦(アジャイルメディア・ネットワーク 取締役 CMO ブロガー)
アジャイルメディア・ネットワーク 取締役 CMO ブロガー 徳力基彦(とくりき・もとひこ)
NTT等を経て、2006年にアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。「アンバサダーを重視するアプローチ」をキーワードに、ソーシャルメディアの企業活用についての啓蒙活動を担当。
書籍「アンバサダーマーケティング」においては解説を担当した。
会社のブログ:http://blog.agilemedia.jp/
個人のブログ:http://blog.tokuriki.com/
このコラムについて
毎年のように新しい広告手法やテクノロジーが入ってくるネット広告業界。新しい技術だから、ネットの世界だからという思い込みから、たびたび混乱や勘違いが発生しているのをよく目にします。ただ、こうした問題は自分がお客様の立場になって考えて、ユーザー目線、ファン目線で考えれば、実は簡単に解決できることです。
このコラムでは、徳力氏が、そんなネット広告業界やデジタルマーケティング業界で誤解されている事例や手法を、企業にとって一番の応援団であるアンバサダーの視点から見直してみるやり方を紹介していきます。また、藤崎氏が、企業がファンを軸にクチコミや評判を広げる仕組みづくりである「アンバサダープログラム」がマーケティングとどう違い、どんな可能性を持っているのか、企業の担当者や識者へのインタビューで、そのメカニズムを明らかにしていきます。
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マーケティング4.0の「究極の目標」は、顧客を推奨者にすること
前回のコラムでは、「2018年はネット上での『宣伝行為』を一度あきらめてみませんか。」という少し宣伝部の方々に失礼な話を書かせて頂きました。
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広告主の皆さん、2018年はネット上での「宣伝行為」を一度あきらめてみませんか。
2017年も、終わろうとしています。今年は世界的にも、ネット広告業界にとっても、大きな分岐点となる年として記憶されると思います。
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広告予算や内部資源が足りないときこそ、ファンの重要さが分かる
「ロイヤルユーザーやファンは企業にとって重要な資源となりえるが、一般的には認識しにくい資源であり、見落とされがちではないか」
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Wantedly騒動に学ぶ、ネットの悪評を削除するリスク
ソーシャルメディアの普及による、企業にとって頭の痛い悩みとして、炎上騒動と共にあげられるのが「ネガティブなクチコミ」でしょう。
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ネット動画の炎上騒動が相次いでいるのは、なぜだろうか?
最近、企業のネット動画の表現を問題にした炎上騒動が立て続けに起こっているようです。
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不適切な「ネット広告枠」を利用している広告主が、炎上してしまう時代を迎える
前回のコラムでは、テレビCMなどのマス広告は、ある程度「炎上」と呼ばれるような批判が起こることも踏まえて、コミュニケーションの設計を継続的に考えることが重要ではないか、という話を紹介しました。
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テレビCMの炎上が拡大する要因はメディア環境の変化にも。企業はどう向き合うか?
最近の炎上事例を見ていると、もはやテレビCMなどのマス広告が炎上しないように、事前に完璧な努力をするのは難しいのではないかという考えが徐々に頭をもたげてきます。
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三ツ矢サイダーの新CM中止から考える、「テレビCM」の社会的責任
先週、Twitter上の問題提起が発端となり、三ツ矢サイダーのテレビCMが取り止めになりました。念のため申し上げると、消費者からの指摘でテレビCMの放映が中止になるというケースは数年前から散見されるよ...
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PCデポ、DeNA…炎上騒動が拡大してしまう企業に共通する特徴とは?
ソーシャルメディアの普及により、消費者の怒りがネット上で可視化され、「炎上」と呼ばれるような騒動になるケースが増えてきた、と言われています。
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顧客が欲しいものを、顧客に聞くのは時間の無駄なのか?
前回のコラムでは、割引きキャンペーンは長い目で見ると顧客のためになっていないのでは、という話をご紹介しました。