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コラム

若手起業家、世界一周へ

なぜ、海外の日本食レストランは日本語を誤るのか

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いったい、誰が何を狙っているのだろう?
何のために、このような中途半端なことをしているのだろう?
旅をしていると、そう思ってしまうことが多々あるという・・・特に日本食系メニューを眺める時に。

フィリピンの日本食チェーン店のメニュー

フィリピンで発見した日本ステーキショップメニュー

フィリピンにある日本食チェーン店のメニュー・・・。
ちょっ・・・大事なところがオカシイ…。これだと食欲が逆に消えていっちゃうよ!

スペイン・マドリッドの回転寿司屋の壁紙

スペインの回転寿司屋の壁紙

こちらは中国人経営のスペインはマドリッドの回転寿司屋。そこの壁紙が少しオカシイ。
被写体の撮影場所をなぜそこにしたのだろうか?
なぜ誰も気づかなかったのだろうか? なぜ誰も止めなかったのだろうか?

フィリピンで発見したポテトチップスのパッケージ

フィリピンで発見したポテトチップスのパッケージ
フィリピンで発見したポテトチップスのパッケージ2

こちらはフィリピンのコンビニで販売されていた日本語パッケージのポテトチップス。
“焼きポテトの突出サラダ味”・・・これはギリギリ理解できる。理解できるがやはりオカシイ・・・

サンパウロのレストランの日本食メニュー

サンパウロのレストラン

最後はブラジルのサンパウロにて、僕が度肝を抜かれた日本食メニューをご紹介。
“冷却したサラダ”はオカシイ。これは絶対にオカシイ…。
サンパウロには日本語を理解できる人がたくさんいるのだから、なぜこんな間違いを…と思いつつ僕は可笑しすぎて悶絶していました…

色々と紹介をしてきましたが、最初の画像のフィリピンの日本食屋さん。
1年半前に僕が初めてフィリピンに訪れた時、店スタッフに漢字の間違いを指摘したのですが、
今になってもこの間違いは修正されていないようでした…
これはもしや、日本人のクチコミを巻き起こすための戦術なのだろうか…!?

実際に僕がこうやって、そのお店のことについてコラムを書いている時点で、なんだか僕の負けのような気がしてきました。
でも、こうやって日本食が多少間違っていても海外で受け入れられているというのは喜ばしいことですよね。多分。

寿司なんかでも、外国人が経営するお店の中では、“バナナ寿司”、“イチゴ寿司”などという味を想像しがたいスペシャル寿司も出ているようで…あ、もちろんマンゴーが寿司ネタに使われるのはもはや僕の中でも一般ネタとなってきました(苦笑)。日本の寿司屋でマンゴーって使っていましたっけ・・・?

あえて文字を間違ったり、当たり前のところをあえて誤ったりすることで、クチコミを起こすというのは、もしかすると今後も狙って引き続き行われていくのでは?って、考え過ぎですかね?

そう妄想しながら、僕は東南アジアの屋台で今日も美味しい料理をいただくのでした。

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