今回のポイント
- ・NPSでも高い数値を維持
- ・社内に向けては「カーネルクラブコミュニティ新聞」を
- ・ファンサイトへの広報担当アカウントの追加
- ・社長が全国行脚するタウンミーティング
- ・子どもが「オリジナルチキンマイスター」に学ぶキッズスクール
- ・顧客の生の声を聞くことが大切
今回のまとめ
そもそもケンタッキーは、人をハッピーにするブランドなんですね。そこには笑顔があり、楽しい会話と、あたたかい人間関係があります。そうした笑顔を増やすことが企業を発展させ、売上げにつながっていくのです。ではどうしたらいいのか…。そのひとつにファン重視という姿勢があるのです。
今回お聞きしたファンサイト「カーネルクラブコミュニティ」への広報部の連携、リアルでの「キッズスクール」、社長が全国を回る「タウンミーティング」など、ファン重視の姿勢は、それぞれが企業を前進させる要素になっているはずです。
ブランディングについても学んだ気がします。つまり、「ファンを大切にすることは、ブランディングに直結する」ということです。これは“ファンがブランドを作ってくれる”と言い換えることもできるかも知れません。
インタビュー:藤崎実
写真撮影:四家正紀
『顧客視点の企業戦略 -アンバサダープログラム的思考-』 宣伝会議刊(3月1日発売)
これからの企業発展には顧客との関係を深めることが必要です。『顧客視点の企業戦略 -アンバサダープログラム的思考-』は、企業とファンが一緒になって課題を解決したり、マーケティング活動を行ったりする方法論や事例について解説した書籍です。今までのマス・マーケティングに加えて無理なく実行できる点にも特徴があります。この機会に是非ともお買い求めください。
はじめに:「新たなる現実」を受け入れて、次へ向かう指標としての顧客視点/第1章:顧客視点がないと「マーケティング」ではない/第2章:マーケティングを顧客視点で組み替える/第3章:企業の目的は「顧客を創造する顧客」の創造である/第4章:顧客と一緒にマーケティングする/実践レポート:アンバサダーの体験設計(上田怜史)/第5章:アンバサダーが企業にもたらす変化/第6章:顧客視点経営がビジネスを変える
「アンバサダー視点のススメ」バックナンバー
- ファンのモチベーションは企業や周りの人に読まれている意識(ディーライフ)(2018/8/17)
- 視聴者を横串でつなぐマーケティング手段としてのファン施策(ディーライフ)(2018/8/10)
- ユーザーに委ねることで生まれた、多様なクチコミと説得力がカシオ「PRO TREK Smart」成功の秘訣(2018/5/29)
- カシオ「PRO TREK Smart」が取り組む、ファンやユーザーの信頼で紡ぐブランディング(2018/5/22)
- デルが記事広告の出稿をやめた背景、ファンが執筆する記事は「目線」が違う(2017/12/14)
- デルがファンとの交流プログラムで感じた、マスマーケティングとの違い(2017/12/06)
- ケンタッキー「カーネルクラブコミュニティ」、購買データを使ったマーケティングの限界感から開設(2017/10/31)
新着CM
-
クリエイティブ
赤ちゃんになれる体験展示「こどもの視展」伊藤忠の情報発信拠点でスタート
-
広報
料理インフルエンサー山本ゆり氏が教える、おいしそう+手軽さ伝わる料理写真の撮影法
-
広報
「企業広報大賞」に小田急電鉄、子育て支援など社会問題に対する企業姿勢が広く浸透
-
クリエイティブ
ヤフーが地方局と共同制作、戦争の記憶を伝えるコンテンツを公開
-
クリエイティブ
本田翼が保健室の先生を演じる「LINEMO」WebCM、12タイプを公開
-
AD
マーケティング
上手い、下手は関係ない 誰でも内製できるこれからの動画制作
-
クリエイティブ
すみだ水族館「クラゲ研究部」の部員募集、立て看板風広告を新宿駅で展開
-
AD
特集
広報担当者のためのサイト翻訳入門
-
クリエイティブ
イベントレポート:澤田智洋×澤円「人生を好転させる『ホメ出し』の力」