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コラム

これからのマーケティングはクロスカルチャーだ! ―日本人マーケターが世界で価値を伝えるには?

Withコロナの時代 海外に向けて、どのように日本を伝えていくか?

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LOOK UP. 上を向いて

マーケティングの定義には諸説ありますが、「顧客が求める価値に沿う商品やサービスを創出し、そのサービスを届けることで顧客に価値を与えること」であるとする場合、顧客が求める価値は時代に応じて変わり、このコロナ禍は様々なモノ・コトに対する価値を変えるきっかけとなったかと思います。

今回紹介したプロジェクトもコロナ禍による生活者の状況と大小の価値の変化に応じたものが多く、また今後も不確定な状況にあわせて、私たちも常にトライ&エラーをしながらマーケティングを続けていくことになっていくのだと感じています。

最後に紹介する「LOOK UP」は、オーストラリアの屋外広告メディア団体が、心身の健康を崩す人が多くなった状況を受けて2019年から展開し、コロナ禍の昨年末頃にも街中の至るところの屋外メディアに掲出されたメディア・プロモーションです。

同サイトのレポートによれば、上を向いて外を見るだけで、人は身体的、心理的、社会的に多くのメリットを得られるとのこと。シンプルに上を向くことを促す広告です。

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