コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

考え続けられる人が、輝いている

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大重絵里(電通 コピーライター)

はじめまして。
3月のコラムを担当させていただくコピーライターの大重絵里といいます。
ちょうど6年前の今ごろ、私はコピーライターになりました。
ここでは私が考えていることを、できるだけ素直に書いていけたらなと思っています。
さて、第一回目は、自己紹介もかねて宣伝会議に通ったきっかけからお話ししたいと思います。

いま私は電通でコピーライターをしていますが、入社当時は営業でした。
電通では入社すると、さまざまな研修を受けます。
その一つとして、様々な部署で活躍している先輩方の講演があります。
そこでいろいろな話を聞くわけですが、コピーライターの先輩たちの話がものすごかったんです。それはもう、何の特技も無い(資格は普通免許のみ!)、田舎から出てきた(地元は鹿児島!)私なんか到底無理、コピーライター志望なんて口が裂けても言えない、あそこはスターだけが君臨する場所だと・・・。大げさでなく、そのときは本当にそう思いました。

SEIKO

コピーライター養成講座の卒業制作。実際に制作することができました。

ただ、もともとマスコミ志望で、何かしらモノをつくりたいと思っていたので、
営業に配属されたものの、クリエーティブという部署をあきらめられない自分がいました。
そこで社内のクリエーティブ試験に本気で挑もうと発起し、
営業で働きつつも、土日を利用して宣伝会議のコピーライター養成講座に通うことにしました。(なんか合格体験記みたいになってきました・・・)

講座ではコピーのいろはも教えてくれるのですが、私が何をいちばん学んだのかというと、
「どんなスターもみんな同じ」ということ。
なんかすごく生意気なことを言っているようですが、
本当に同じでした。つまり広告に対して、課題解決に対して、コピーに対して、
私たちと同じように考え続けているのです。それはもう、吐きそうになるまで。
考え続けられる人が、輝いているんだということを肌で感じることができました。

もちろん技術的なことも必要で、コピーは美辞麗句ではなく、価値を変換するものだ、人を動かすものだ、という基本的なことも学びました。
でも技術や勘なんて、考え続けたからこそ体得できるもの。
おしゃれな青山で、私は泥のようになりながらそんな「姿勢」を学びました。
そしてカリキュラムを終える頃には、あれほど遠くて眩しい世界だと思っていた
コピーライターという場所が、いつのまにか自分が戦っていく世界として、
すぐ目の前に広がっていました。

大重絵里(おおしげ・えり)
電通第5クリエーティブ局コピーライター。鹿児島生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。電通入社後、営業を経てコピーライターに。ACCヤングカンヌ フィルム部門シルバー、TCC新人賞受賞など。

次回(12日)も大重さんのコラムを掲載します

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