コラム
CSR視点で広報を考える
IT社会の到来で、コミュニケーションのあり方は大きく変わりつつあります。これまでは、記載項目(What?)に注目されていたCSR(企業の社会的責任)の視点も、ようやくどのように(How?) 表現するかに焦点があてられるようになりました。時代の変化に伴い大きな進化が期待されるCSR活動を通じて「広報」の進むべき道を具体的事例を検証しながらひも解いていきます。
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第44回ハッカー集団による標的型メール攻撃で機密情報が狙い撃ちにされる
先般このコラムで世界的ハッカー集団「アノニマス」がフェイスブックに対してサイバー攻撃をしかけるとの宣戦布告を行っている事実についてコメントしたが、その反響は意外にも現実離れした映画を観ているかのような傍観者としての立場が多かった。 -
第43回ツイッターの内容に機敏に反応した「日本新薬」の評価の分かれ目
これまでの多くのサイト上での書き込みについては、その真偽自体が不明確であるため、取材を受けたとしても「噂や憶測で書かれた内容についてはコメントを控えさせて頂く」が企業広報の主流となってきた。しかし、日本新薬は書き込みをした人物、睡眠導入剤を不適切に取り扱った人物がいずれも自社の社員であると社内調査から割り出し、事実を正確に把握した結果、企業として取るべき積極的な対応を選択した。 -
第42回世界レベルの巨大リスクを認識し対処する能力を日本も持つ時期が到来
米国の同時多発テロは戦争での支出が経済に大きな負担を招いたとし、2008年の財政赤字の約40%がこれらの支出であったことを示している。かつて日本においても、「巨大災害による経済被害をどう見るか」という報告書が提出されており、巨大リスクの被害算出モデルが開示されている。 -
第41回東京ゲリラ豪雨やNYを直撃したハリケーン「アイリーン」でも大活躍したツイッターの情報共有能力
8月26日午後、ゲリラ豪雨が首都圏を襲った。その直後からツイッターで都内の被害状況を伝える写真や動画が次々に「速報」として掲載され、生情報としての迫力と迅速な情報提供という機能を十分発揮した。 -
第40回ハッカー集団「アノニマス」の正体とフェイスブック攻撃の本気度
先週はフェイスブックに対するアノニマスの宣戦布告についてコメントした。今回はアノニマスについて簡単に触れておく。アノニマスは、当初搾取的な大企業に対して「正義」の名のもとに、その後はウィキリークスの支援組織としてウィキリークスへの財政的支援を打ち切った企業に対して攻撃を加えてきた。 -
第39回ハッカー集団がフェイスブックに宣戦布告!ハッカーvs米国との仮想対戦が現実となる
国際的ハッカー集団「アノニマス」が、インターネット交流サイト「フェイスブック」への攻撃を計画し、その代表者を名乗る人物がユーチューブを通じてその破壊を予告していることが明らかとなった。 -
第38回3.11後に変化した日本人のリスク意識とは
3.11はこれまで日本が築きあげてきた色々なものを壊してしまった。特に「原発依存」「地震防災」「食の安全」「政府の危機管理能力」「情報の正確性」などの分野で安全神話が崩壊し、不安要素が拡大、信頼性は大きく損なわれた。 -
第37回追いつかない対策、進化する「情報」への攻撃にどう立ち向かう
コンピューターの普及による高度情報化社会への進展に伴い、個人情報への意識が高まる一方、情報漏えいの手口も複雑化し、件数も増加している。 -
第36回広がるネット犯罪、フェイスブックへの影響
荒唐無稽な言葉で始まる迷惑メールに困っている人は多い。「出会い系業者」はメールのタイトル上においしそうなニンジンをぶら下げて短期間に荒稼ぎしている。 -
第35回危機管理にダメ出しされる日本企業の信頼は取り戻せるのか
国内の企業は、リスクマネジメントと危機管理の概念の違いを明確に持たず、前後の時間的関係から一本の線でとらえようとする。そこに大きな問題が生じる。リスクマネジメントは周到な計画と緻密な頭脳によって管理されるしくみである。一方で危機は防ぐことが不可能であり、一度発生すれば損害・損失を無にすることができない。
ゼウス・コンサルティング代表取締役社長(現職)。1981年、早稲田大学教育学部を卒業後、AIU保険会社に入社。数度の米国研修・滞在を経て、企業不祥事、役員訴訟、異物混入、情報漏えい、テロ等の危機管理コンサルティング、災害対策、事業継続支援に多数関わる。2003年AIGリスクコンサルティング首席コンサルタント、2008年AIGコーポレートソリューションズ常務執行役員。AIGグループのBCPオフィサー及びRapid Response Team(緊急事態対応チーム)の危機管理担当役員を経て現在に至る。これまでに手がけた事例は2700件以上にのぼる。文部科学省 独立行政法人科学技術振興機構 「安全安心」研究開発領域追跡評価委員(社会心理学及びリスクマネジメント分野主査:2011年)。事業構想大学院大学客員教授(2017年-2018年)。日本広報学会会員、一般社団法人GBL研究所会員、日本法科学技術学会会員、経営戦略研究所講師。
ゼウス・コンサルティング代表取締役社長(現職)。1981年、早稲田大学教育学部を卒業後、AIU保険会社に入社。数度の米国研修・滞在を経て、企業不祥事、役員訴訟、異物混入、情報漏えい、テロ等の危機管理コンサルティング、災害対策、事業継続支援に多数関わる。2003年AIGリスクコンサルティング首席コンサルタント、2008年AIGコーポレートソリューションズ常務執行役員。AIGグループのBCPオフィサー及びRapid Response Team(緊急事態対応チーム)の危機管理担当役員を経て現在に至る。これまでに手がけた事例は2700件以上にのぼる。文部科学省 独立行政法人科学技術振興機構 「安全安心」研究開発領域追跡評価委員(社会心理学及びリスクマネジメント分野主査:2011年)。事業構想大学院大学客員教授(2017年-2018年)。日本広報学会会員、一般社団法人GBL研究所会員、日本法科学技術学会会員、経営戦略研究所講師。