コラム
マーケティング・ジャーニー ~ビジネスの成長のためにマーケターにイノベーションを~
消費者がブランドについて知り、関心を持ち、購買へといたるプロセスを旅に例えた「カスタマージャーニー」という言葉があります。消費者がブランドと接点を持ち、気持ちを変化させていくのと同様、マーケターも購買へと導かせるために、ビジネスのさまざまなシーンで自らの意識と役割を変化させなければいけません。特に、デジタルテクノロジーの進化は市場環境を変化させ、マーケターの役割を大きく変化させています。今後、生きていくマーケターは、デザイナー、データサイエンティスト、エンジニア、グロースハッカー…といったさまざまな名前で呼ばれようと、自身のビジネスの成長のためにその全てを取り込む覚悟が必要です。ビジネスにイノベーションが求められるように、マーケターにこそイノベーションが求められているのかもしれません。このコラム「マーケティング・ジャーニー」では、マーケターとしていま求められることについて幅広く考えていきます。
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第51回広告で「心理学」がタブーになった理由とは? 広告の歴史を学ぶ その③
みなさんはサブリミナル効果、という言葉を聞いたことがありますか?これはCMの映像の中に、ほんの一瞬視聴者が、気付かない程度にメッセージを盛り込み、無意識に働きかけるという手法です。 -
第50回業界の常識「広告はセールス」はいつから広まった? 広告の歴史を学ぶ その➁
今回のコラムは前回同様に、ポール・フェルドウィックの『Humbugの解剖』から、主に米国の広告の歴史について語っていきたいと思います。 -
第49回ホプキンスから始まった「これまでの広告はオワコン」!?広告の歴史を学ぶ その①
私が20年前に外資系エージェンシーの営業として働いていたころ、その会社が属するグローバルネットワークが企画する大々的な研修プログラムを経験しました。 -
第48回「人の気持ち」は、測定できるのか? — 感情のデジタル化を考える
マーケティングの世界において、デジタルですべてが計測可能になるにつれ、さらにマーケティング活動の実行に際して機械化が進む中、疑問として浮かび上がってくることがあります。 -
第47回インバウンド消費だけじゃない価値 — ミレニアル世代の訪日外国人が見出す新しい日本
最近、ニュースを見ていて興味を引くのが、訪日の外国人観光客が増えているという事実です。2018年の統計で訪日観光客数は年間3,119万人で、6年前の2012年は836万人だったことを考えると、2,000万人以上も増えていることがわかります。 -
第46回熱狂的ファン層はブランドにどう役立つのか?―『カメラを止めるな!』と熱狂ブランドの共通点
従来のマーケティング手法の行き詰まりに対する反省かどうかはわかりませんが、最近のマーケティングにおける取り組みの主眼は、目新しいクリエイティブやメディアを見つけるから顧客層とどう関係を作り上げるか、という点に移り変わりつつあるようです。 -
第45回なぜ、ハズキルーペとMacはブランドとして目立つのか? 独自ブランド資産の重要性
『How Brands Grow(邦題:ブランディングの科学、原著は2010年刊)』のなかでは、差別化よりもこの独自性が必要だと説かれていました。このことについて今回もう少し掘り下げてみたいと思います。 -
第44回狭い世界でしか機能しないアテンション効果を脱するには?
伊藤穣一氏によれば、インターネットの歴史を振り返ってみると、国際的な技術標準を作り出そうとする研究開発の一部としてパブリック(公共的)な意義で推進している時期と、その提示された標準をベースとして製品を作り出しビジネス的な拡張をしてきた時期がサンドイッチのように層をなしながら、相互に発展してきていることがわかります。 -
第43回マーケターが陥りやすい「ブランドポジショニングの罠」「態度変容の幻想」
前回の記事、『マーケターが陥りやすい「ターゲティングの罠」と「ロイヤリティの幻想」』の反響が大きかったので、今回はその続編として、森岡毅氏とバイロン・シャープ氏がともに強調するマーケティングで注力すべき指標としての「メンタルアベイラビリティ」(バイロン・シャープ氏の用語では「認知度」と「プレファレンス(選好性)」を合わせたもの)についてさらに解説したいと思います。 -
第42回マーケターが陥りやすい「ターゲティングの罠」「ロイヤリティの幻想」
森岡毅氏、今西聖貴氏の共著である『確率思考の戦略論-USJでも実証された数学マーケティングの力』は、両氏がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)をV字回復に導いた、成功の背後に数学的な確率論を用いたという解説書として有名です。
マーケティング・ジャーニー ~ビジネスの成長のためにマーケターにイノベーションを~
鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。
1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。